こんにちは、臨床心理士・公認心理師のしあんです。
今回は、心理学に興味を持ち始めた人や心理士を目指そうと思うけれど「心理の勉強ってどうすればいいの?」という方々に向けて、大学在学中のおすすめな勉強の流れを説明します。
進学モデルの1つとして参考にどうぞ
進学希望者が周りにいなければこれ見て安心してね
こんな人におすすめ!
✓臨床心理士や公認心理師になりたい人
✓心理系大学院受験希望者
✓心理学の勉強の仕方を知りたい人
心理学の勉強-はじめに-
心理学をはじめ、新しい学問を勉強しようとするときに大事なのは”自分の勉強の軸を決めること”です。
人によってどんな勉強法が合うかは違うからね
「どうやって勉強するのが正解?効率的?」など考えると足が止まってしまうため、「この本1冊を覚えこむ!」「片っ端からまとめを作る!」など、自分のやることを決めることが支えになると思います。
本記事内では筆者が実際に行った勉強法を紹介するので、自分で「これならできそう」と思える何かがあれば試してみてください(具体的な勉強方法はこちら)。
講義を履修してきちんと受けよう
そもそも心理学は今までの学校生活で習ってきていない分野なので、今教えてくれる教授から教わるのが一番ラクな導入だと思います。
心理学部・学科に興味があり在籍している方は、そのまま履修してちゃんと受講してください。
その他の学部・学科の方は、一般教養の心理学などを履修して受講してみましょう。
講義で使う参考書をまずは1冊読み込むことからでOK。
興味もつところから!
自分が気になる本を1冊読んでみよう
「心理学に興味持っただけで、進学はまだ考えてないよ!」って方も、とりあえずここまでは進んでみましょう!
大学で講義を受けてみると、基礎心理学、産業心理学、生理心理学、認知心理学、発達心理学、臨床心理学など、心理学にもいろいろな分野があって、より興味のもてる領域がでてきます。
筆者は生理心理学と臨床心理学に興味もった
自分が気になることなら、調べたり読書したりってそんなにハードル高くないと思うんです。
勉強と思うと身構える方が多いと思うので、まずは自分が気になる領域だけでも流し読みして、心理学の用語をたくさん見聞きしてみてください。
勉強した気になれるやつ
苦手意識を持たないことが大事!
筆者は、大学2年の終わりくらいに下記の参考書を気分が乗ったときのみ読んでいました。
\ 良書! /
他の参考書・専門書よりもコンパクトで、臨床心理学をざっくり学ぶことができます。
勉強得意でない方は、やれたときだけでも自分を褒めたり、やった気になりましょう(大事)。
『心理学検定』はやるほうがいい?
ぶっちゃけ『心理学検定』の等級自体は持っていても活かされることはないと思います。
ズバリ!じゃあメリットない?
「就職に有利かな?」と検定としての効力を期待する方にはおすすめしませんが、心理学の知識の力試しや復習として受検する方にはとてもおすすめです!
検定内容は心理学を浅く、広く勉強するようなイメージです。
活用するのであれば、大学1~3年生時に力試しとしての利用がおすすめです!
筆者は大学3年生時に受検したよ
大学院に進学する人って多くはないですし、高校時のような模試もあまりないので、心理学検定の結果を参考に進学を決めるのもありだと思います。
ちなみに、公式キーワード集は知識の身につき具合の客観視におすすめです。
心理学の勉強方法-筆者の場合-
心理系大学院に進学しようと思った筆者が心理学(専門分野)を勉強した方法はこんな感じです。
真新しいことはしてないよ
筆者は主に書く勉強法でしたが、どういうスタイルが合うかは人それぞれなので、向いていそうなスタイルでファイトです!
①興味のある本を読む
記事内にあるように、まずは導入として興味のある心理の本を読んでいました。
筆者は臨床心理学や生理心理学に興味があったため、その名がついていて読みやすそうな(薄めの)本を選びました。
既出の『臨床心理学キーワード(有斐閣双書)』や下記の本ですね。
\ 講義の本でした /
「どの本選べばいいか分からない!」って場合は、紹介した2冊がシリーズものなのでその中から気になる名前の本を選んでみてください!
サイエンス社の方は幅広く教科書っぽい読みやすさ、有斐閣双書のキーワードシリーズは1点特化でもう少し踏み込んだ印象◎
3~4周くらい読んでた
②参考書など見ながらノート作り
ノート作りは筆者的に心理学勉強の肝でした(書いて覚える派におすすめ)。
心理系大学院を目指すなら、興味のある分野以外にも基礎~応用まで幅広く勉強しないといけないので、大学院受験を謳っている参考書を選びましょう。
\これしか勝たん/
この本ならキーワードと要約がまとまっているので、真似るように勉強しやすいです。
筆者は、精神分析など大きなキーワード1つで最低1ページと決めて、提唱者や要約、自我・超自我など小さなキーワードとその解説をまとめてました。
基本的に用語+人物+説明のセット。
なお、主軸の本は1冊でも良いと思いますが、勉強する際は+αで別の本やサイトを見ながらまとめるのがおすすめです。
完全に1冊に頼ってしまうと知識が偏る(その本にない知識を拾えない)恐れがあります。
(間違いが記載されてることもある)
③キーワードに対して何も見ずに書く
②と似た書く作業ですが、キーワードに対して自分が知っていることをとにかく書き出したり、2,3行で要約したりしました。
記述対策にもなるぞ!
書くのが苦痛なら、覚えたことを人に説明するでも良いと思います。
インプットだけじゃなくてアウトプットの機会も是非!
④過去問を解く
志望校の過去問は必ず目を通しておきましょう!
筆者がGETした過去問はいずれも解答がなかったため、充分に過去問を解けたかといえば正直不完全燃焼でした。
それでも、過去問は志望校の傾向を見るのに欠かせません。
✓問題形式は?
✓出題分野は?
✓問題の量は?
こういった点も意識すると、「社会心理学は全然出ないな」「統計結構出るなぁ」と院試対策でやることを多少は絞ることもできるので参考にしてみてください。
おわりに:今から1冊本を決めてみよう!
講義以外で、心理学の個人的な勉強の流れはこんな感じでした。
時期 | やったこと |
大学2年の夏 | 本の流し読み |
大学2年の後期~ | 臨床心理学の本1冊を気ままに流し読み |
大学3年 | 心理学検定受検(用語集使ってノート作り) |
大学4年の5月~ | 参考書使ってノート作り(本腰) |
大学4年の7月頃~ | 過去問開始 |
自分の場合は院試が9・10月頃にあったのでなんとか間に合いましたが、他にも準備することはあるのでもう少し余裕を持つことをおすすめします。
実体験は真似しない方が良いかも…
就活生とはどうしても異なる動きになるため、受験組は不安になりやすいと思います。
友人からは就活の話はあまり聞かない方が落ち着いていられると思います。
・本を読む
・ノート作り(インプット&アウトプット)
・過去問を解くなど
こんな風にやることを決めて「進学するんだ!」と意志をもって勉強ファイトです!
\ 英語編はこちら /
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